★ ギックリ腰の予防のために調子の良いときほど筋膜ケアを。

40代の女性の症例です。

以前から慢性的な腰の痛みがあり、日中動いてる時は気にならないが、朝の寝起きの時などに腰がカチカチに固まっていて、しばらく擦ったりしてからやっとこ起き上がる時があるというお話。

うかつに急に動こうとするとギックリ腰になりそうな時があって怖い・・・とか。

来室の時にはベッドで寝返りが打てるくらいでしたが、腰の他に背中や腸骨筋 (骨盤の内側の筋肉)、お尻の上の方に硬さがありました。

まず、右側の腸骨筋の辺りに手を当ててゆっくりと筋膜が緩むのを感じると、腰が左側よりも明らかに楽になったとのこと。

また、普段の事務仕事などで座っている時間が多いのに、たまに重たい荷物を運ばなければならない場合があるそうで、そういう時は怖くて恐る恐るなんとか持ち上げているのだとか。

じっとしていて固まっていた筋肉に急に負荷がかかると硬くなっていた筋膜に遂にロックがかかり、ギックリ腰になってしまう恐れがあります。

ギックリ腰になるのは筋膜の拘縮が原因ですから、普段調子が良い時が続いていても、解消されていない根本の硬さは取り除いておかねばなりません。

この方の場合、身体を動かす習慣があまりないようなので、予防のためにも痛みのない時には少しでもゆっくりと身体を動かす機会を作るようにように意識することをアドバイスしました。

無理のないゆるゆる体操などを取り入れてみるのが良いでしょう。

たまに痛くなるけど調子のよい時もあるからと言って、違和感やハリ感、痛みなどを放置しないようにしましょう。

調子のいい時こそ筋膜ケアの予防効果を上げるチャンスと考えましょう。
 

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