私自身の五十肩の体験談です。
2年ちょっと前の2024年2月頃、コロナ禍の最中からケーズリリースをお休みしていたのですが、ある日、東京へ行く用事があり、少し重いカバンを左肩に掛けたまま一日中出かけておりました。
その後、帰ってからも左肩のダルさが抜けず、筋膜リリースをしてみたのですがあまり変化が無く、段々と腕が上がりづらくなってきました。
「あ、これは五十肩だな。」と思ったのですが、その後も日に日に痛みが増してきて、今度はズキズキとした痛みが出てくるようになりました。
辛かったのは夜間痛が酷く、腕の位置をどこに置いてもどっちに向けてもたまらなく痛い。
腕の下にバスタオルなどを丸めて置いたり、抱え枕などしてやっとのこと横になっていましたが、長いこと熟睡出来ずに辛い思いをしました。
五十肩は正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節を包む関節包などが炎症を起こすために痛みが生じてしまうということです。
「炎症」ですので、マッサージなどで刺激を与えることは禁物です。筋膜リリースにおいても五十肩には効果的ではありません。
結果的には私の場合、3ヶ月くらいで炎症の痛みは治まったのですが、その間のズキズキとした痛みにどう対処したらよいかと、いろいろ考えました。
先ず、この痛みが本当に五十肩の症状であるか確かめる必要があると思い、前橋市にある群馬スポーツ整形外科を受診しました。
肩の症状の診断は難しく、肩の専門科があるか、その診立てを得意とする経験の豊富な医師がいる整形外科で診てもらうほうが良いとのこと。
群馬スポーツ整形外科では、スポーツをやっている方々が受診するので、野球選手やテニスプレーヤーなどの肩もきっと診ているだろうと思ったのです。
予約を試みてから2週間後の受診になりましたが、先生はよく話を聞いてくださり、私がMRIを希望しなかったため、エコーですぐに診て下さいました。
MRIで検査すればより正確な診断ができるとのことでしたが、私はMRIが苦手なので…と相談すると、その希望もきいてくださいました。
先生の診立てによると、概ね腱板断裂ではなく、いわゆる五十肩でしょうとのことでした。
治療は、痛み止めの注射を打つか、リハビリに通ってみるという提案もありましたが、私の希望があればで良いと仰っていただきました。
そのため、先ずは痛み止めの飲み薬だけ貰って経過をみることにし、受診はその一回だけで終了。
その後は近くの大成堂中医針灸院さんに数回通い、お灸の指導も受けたので、毎日自宅でお灸を続けていました。
これは思ったより効果的だったと思います。
お灸で自律神経を整えることで、痛みも少しずつ軽減されていく感覚がありました。
特に左肩甲骨の内側 (背骨寄り) の位置を押されるとズシッとした痛みを感じていたのですが、それがちょうど心臓の背中側の位置となります。
中医学などでいう「心」が弱っているという、先生の診立てでした。
それには本当に納得しました。
コロナ禍を経た時期でしたし、いろいろ大変なこともあってケーズリリースもしばらくお休みしている時だったからです。
全くストレスフルな時期で体を動かすことも少なくなっていました。
その後、3ヶ月経過した頃には、痛みはまだありましたが、その痛みの感じが、炎症から拘縮 (こわばり) へと変わってきていました。
こうなると筋膜ケアの出番です。
少しずつ肩関節周りや肩甲骨まわり、上腕、小胸筋など、今まで痛くて動かせなかったために固まってしまった筋膜を少しずつ緩ませていきました。
そうしているうちに、日常の動作ではほぼ痛みが出なくなり、左腕も上がるようになり、以前と変わらない可動域が戻ってくるのを感じました。
私もまさか自分がこんなに急に五十肩に!?と思いましたが、運動不足やストレス、自律神経の乱れなどは体の状態と大きく繋がりがあると実感しています。
また、自己判断だけで思い込まずに、五十肩かなと思ったら、きちんと肩の診断をしていただける整形外科で診てもらうことをお勧めします。
結局のところ、五十肩の炎症は治まるのを待つしかありませんが、痛みが辛い場合には医師に相談した方が良いでしょう。
炎症が治まって拘縮期に入ったら、筋膜を緩ませて血流を促しコリやこわばりを緩和していきます。同時に無理せず少しずつ動かしていきます。
最初のズキズキとした痛みは治まったけど、ずっと肩が上がりづらいままになっているというお話もよく聞きます。
是非、筋膜ケアをお試しいただきたいと思います。
※群馬スポーツ整形外科、大成堂中医針灸院様とケーズリリースは営業的な関係は一切ありませんので、ご了承下さい😅
