夏が近づいてくるとテレビなどで ”水分補給が大切” という話題が多くなりますね。今の梅雨の時期は少し涼しいと感じるので、この時期もまた水分補給を怠りがちです。
水分と筋肉の関係をかんがえてみると、・・・筋肉の75%は水分。
つまり筋肉は水分の貯蔵庫なのですが、男性と比べて筋肉の少ない女性は水分を体内に貯めにくいのだそうです。
そのため、特に女性は自分が感じているよりも水分が足りていない、隠れ脱水になってしまっている可能性が高いとのこと。
筋肉のまわりには筋膜が覆っていますので、筋膜を柔らかく健康に保ち、筋肉と筋肉の歪みや癒着が生じないようにするためにはやはり水分を十分に保つ必要があるといえます。
運動との関係も考えてみても、運動で汗をかいた後に十分な水分補給をしないと筋肉痛になりやすいと言われています。
水分不足になると筋肉の中も血流が滞り、体内に栄養分が行き渡らなくなり、老廃物の排せつもきちんと行われなくなります。
しかしこれは運動する人が運動後に経験することのみでなく、常に慢性的に筋肉の硬さや痛みを感じている人にも同じようなことが起こっているのではないかと考えます。
ケーズリリースに来られる方の中にも、頻繁に「足がつる」という人がいます。
聞いてみると、そのような人は普段あまり水分補給を意識していないようです。
また、汗をかくほどの運動をされていないので、水分不足になっているとは思いもよらないのでしょう。
水を飲むと口や喉が一時に潤うので、一口二口で飲むのをやめてしまいがちですが、身体の方ではまだまだ足りていないのでこまめにちょこちょこ飲むようにした方が良いのだそうです。
アルコール以外で数えて、一日に水分を1.5~2.0リットルほどは飲んだ方が良さそうです。
しかし、食事もきちんと摂った上で、水だけでなく塩分や糖分、ミネラルをバランスよく補給することが大切なので、ご自身の体質や体調に合わせて飲むものを調整したほうが良さそうですね。
何事も情報は少しかじって鵜呑みにせず、自分で勉強して知識として取り入れていくことが大切ですね。
私もこれまでよりも注意して水分補給を心がけ、体調の変化を観察してみたいと思います。