足裏の重心が偏ると、身体の他の部分の使い方が偏り、関連する筋膜も硬くなったり捻じれたりして痛みなどの不調につながってしまうことがあります。
足裏の重心は、親指と、親指の付け根の下(母子球)あたりに置くと良いとされています。
ウォーキングなどをするときは歩き方なども意識して、気をつけて歩くことができている方も多いと思いますが、加えて十分に気をつけなければならないのは、日常生活の上での重心のかけ方です。
家事をしている時、朝の洗顔や歯磨きをしている時、または仕事中、作業中など、無意識に片方の足だけに重心をかけていたり、外側重心になっていることはないでしょうか。
この様な日常生活の中で無意識に足裏の重心が偏っているために、足や腰の痛みが出てしまっているのかもしれません。
座っている姿勢から立ち上がって一歩踏み出す時なども注意が必要です。
足裏の使い方、重心のかけ方をいつも意識して生活してみましょう。
足裏が硬い、痛みがあるなどと感じる方は、足裏も筋膜ケアで緩ませることも必要です。