★筋膜リリースはリラックスしながらも集中して受けることで効果UP!

40代の女性。

週に一度ヨガ教室に通っているが、股関節が固いようで開脚しずらいとのこと。

たまに普段でも痛みを感じることがある。

ネットで検索していただき、筋膜リリースが良いのではと思ったとのことで初めてお越しいただきました。

筋膜の硬くなっているところを確かめてみると、お尻(大転子)のまわりや中殿筋に硬さ有り。

また、太腿の前側や内側の筋膜に硬さがありました。

すべてリリースすると、すっきりと軽くなり、動いてもらうと可動域も広がって足が開きやすいということでした。

ヨガをやっているとのことで、施術中も呼吸を整え、リラックスして力を抜いておられたので、施術の受け方がとても上手な方だと感じました。

筋膜リリースはご本人が筋膜の緩む感覚を感じながら施術を受けていただくことも効果を上げる秘訣です。

ゆったりと気持ちを落ち着かせて、リラックスしながらも集中して施術を受けていただけると良いと思います。

★股関節まわりは、ツラい痛みになる前に筋膜リリースでケアしましょう。

月に一度のペースで施術を受けておられる70代の女性です。

坐骨神経痛と診断されて整形外科にも通ってらっしゃいます。

筋膜リリースを受けるようになって以前よりだいぶ調子が良いとのこと。

まずご本人が痛みを訴える腰や臀筋を筋リリースします。

触られた感覚が楽になったとのことで動いて確かめてもらうと大丈夫・・・と仰るのですが、

他にも筋膜の硬いところを触って、痛みや違和感を感じないか尋ねてみると、

太腿の前側、鼠径部、腸腰筋なども硬くなっていて「ちょっと痛い」とのことで、リリースしたところ痛みが消えて軽くなり、動作がしやすくなりました。

そもそも身体に痛みがあると、日ごろ決まった動作しかしないので、身体の硬くなっている箇所をご自身で認識できなくなっています。

それに気づくにはやはり普段から軽い動作でも体を動かすことが必要です。

そしてさらに筋膜リリースの施術を受けていただくことで、ご自身の筋膜の硬い部分に気づいたり、緩んだのを感じとることができるでしょう。

特に、股関節まわり、臀筋や太腿など、疲労が溜まっています。

ツラい痛みを感じる前に筋膜リリースでケアしましょう。

★私の毎朝のセルフ筋膜ケア

私が毎朝目が覚めてからやっていることを書いてみますと、

まず起きてすぐに朝の活動に入らずに、床の上で仰向けに寝て膝を立て、立てた両膝を一緒に左右にゴロンゴロンと倒してみます。すると、腰やお尻、鼠径部のあたりがつっぱって痛みが走るので、横向きになって臀筋などをリリースすると緩んできて痛みがなくなります。

仰向けになって再度動かしてみて、更にハリ感がないか確かめます。これを違和感が亡くなるまで繰り返します。他にも大腿の裏や足首など、寝たままいろいろと動作してみて、違和感が出るところがないか確かめてみます。あればリリースで緩めます。

リリースは軽く指で抑える感じで、緩むまでにそんなに時間はかかりません。

臀筋が緩んだら、再び仰向けになって、今度は胸の前で片膝を抱えてみます。鼠径部や、大腿の付け根に硬さや痛みが出ますので、これもリリースで緩ませて、曲げた時の違和感や痛みを取り除きます。楽になったら起き上がって活動し始めます。

他にも首や肩、肩甲骨まわりなどの上半身もリリースと動かすことを交互に行い、違和感が取れるまで繰り返します。

全部やっても15分くらいです。これを寝る前にもやると、朝、身体の痛みが少ないので、就寝前にもできると筋膜が緩んで快眠につながると思います。

身体に痛みがある人や硬い人は、睡眠中の寝返りが少なくなってしまい、起きた時に痛みやこわばりが出て辛いという方が多いです。

寝起きや夜に残っている筋膜の拘縮や疲労をそのままにしてしまうと、それが毎日蓄積して、やがてもっとツラい痛みが出てなかなか取れなくなってしまうということが起こります。

痛みや不調を取り除くには、日々の小さな筋膜ケアの積み重ねが大切。習慣にすることが大切です。

また、毎日こうしてご自分の身体と向き合っている方は、施術にいらしたときにもご自分の不調のある個所をわかっていて伝えてくださるので、施術者との共同作業がしやすいのです。施術を受けていただくときも「リラックスして集中」が効果的です。

筋膜リリースは筋膜が緩むきっかけを与え、筋膜が自ら緩んでいくのを促す施術です。施術で筋膜が緩んだら、それを再び固まらせないように日々ケアしていくのはお客様ご自身です。

そのために、毎日ご自身の身体に意識を向けて対話し、変化を感じ取り、リリースして少しづつ動かすということを生活に取り入れていただきたいと思います😉

★筋膜リリースを受けていても股関節まわりのツラい痛みがなかなか改善しない場合。

股関節まわりの筋膜リリースを定期的に受けていても、ツラい痛みがなかなか軽減しない場合、

◎ヨガなどで痛みが出るような体勢をしたり、痛いのに筋トレをしている。

◎おうちでの筋膜リリースエクササイズについて、できるだけ力を抜いて行うべきところを一生懸命に力をこめて行ってしまっていたり、痛いのに無理して大きく動かしてしまっている。

◎膝や股関節まわりの痛みがあるのに、歩けるからとウォーキングに出かけている。

◎日常生活で体の使い方、重心のかけ方、足の踏み出し方や立ち方などを意識していない。

・・・などが考えられます。

以前に運動やスポーツを一生懸命にやっていた経験のある人ほど、力をぬいて緩ませるようなリラックスしながらの動きが苦手です。「筋トレやウォーキングなどの方がやった気がする」というのですね。

もしくは筋トレどころか痛くて動かせない。痛みがあって筋膜が固まってしまい、うまく力が抜けないということもありますので、ゆるゆるエクササイズを有効にできるようにするにはリリースしながらの練習が必要です。

筋膜はリリースするとともに「適度に動かす」ことが必要ですが負荷や衝撃が多きすぎとよけいに筋膜を痛めてしまいます。

ゆるゆる筋膜リリースエクササイズはケーズリリースでアドバイスしていますが、それぞれが簡単で単純な動きのため、皆さん忘れてしまってなかなか続かないということもあるようですが・・・(^^:)

地道に朝晩、無理をせずに3つくらいのエクササイズを2,3か月続けたところ、完全にではないものの、まずは今まであったつらい痛みが出なくなったという方もいらっしゃいます。

また、動かし方、つまり日常生活での身体の使い方も、痛みの原因と思われる使い方は意識して改善していくようにしなければなりません。

痛みがあって思うように体を動かせない、硬さがあって力が抜けない、という方はまず先に筋膜リリースで筋膜を緩ませることが必要となります。