★筋膜リリースの効果をその都度ご自身で確かめることが回復の近道です。

左右の股関節まわりの痛みがあり、もう一年以上、月に二回ほどリピートで通われている60代の女性です。

股関節まわりの違和感が出始めたのは、ケーズリリースに来られる二年ほど前からで、最初はソケイ部に違和感があり、痛みが出て歩きずらい時がありました。

そのうちに、大転子まわりや、お尻の方も痛みやハリがある感じが続き、足が前に出づらくなり、ネット検索をしてケーズリリースに来られるようになりました。

最初の頃は施術を受けるにあたり、痛みで動作がしずらいために、どのように動かしたら痛みが強く出るのか、ご本人もその時々で違うからよくわからないということでした。

そこで最初の数回の施術では、筋肉の固くなっている箇所を触診しながら筋膜リリースで柔らかくしていきました。

だんだんと動かすのが楽になったようで、ご本人も、「ソケイ部を曲げようとするとここが痛いです。」とか、「右を上にして横向きに寝ると右大転子が引っ張られて痛む。」など、具体的に指摘していただけるようになりました。

普段の生活動作においても、どういう場面のどんな動きがしずらく痛い・・・など、ご自身の体の状態を良く意識して観察できるようになったことで、施術者の私もリリースのポイントが分かりやすくなりました。

最近ではその時々の筋膜の緩んだ感じをご本人に確かめながら施術をすすめていくことでご本人も更にリリース効果を感じやすくなったとのことです。

このように、筋膜リリースの効果は、その都度ご自身で確かめていただくことが重要です。

ケーズリリースの筋膜リリースは、筋膜が自ら緩むきっかけを与えるものであり、そこからご自分の筋肉の状態に目を向けてケアに取り組むのはお客様ご自身であるといえるでしょう。

ケーズリリースの筋膜ケアは、どちらかといえば参加型のケア法であり、ご本人が意識して取り組んでいくことが健康を取り戻す近道だと思います。

ご自分で自宅でできるエクササイズやケア法をアドバイスさせていただいております😊